HIPHOPに目覚しTOEIC講師
海外に行くようになってからやたらとHIPHOPを聞く機会が多くなりました。僕が小学生くらいの頃はキングギドラが流行ってて、その頃はHIPHOPの良さなんてこれっぽっちも分からなかったのに。英語に強い憧れがあったからか、日本語ラップがあまりカッコいいと思わなかったんですね。でも最近日本のHIPHOPも友人から進められて聞いてたら結構ハマっちゃいました。曲もそうですが、生き方とかもかなり刺激的な方が一人いましたので今日はその方について書きたいと思います。
賢くないとラップはできない
高学歴、高収入、高身長。KREVAと聞いて僕が思いつくのがこの3つです。そしてこの記事ではこの3つの中から「高学歴」を取り上げてみようと思います。てか、身長は178cmです。さてそれでは「高学歴」。彼が慶応出身だということは多くの方がご存知だと思うのですが、ここでは大学ではなくて高校に目をつけてみたいと思います。そう彼の通っていた高校はあの英語で超有名な「東京都立国際高等学校」なんですよ。
全国1位の英語力
東京都立国際高等学校は、目黒区にあります。都立高校としては唯一の国際学科を設置している学校で、入試問題は英語のみ自校作成問題を導入しており、高度な英語力が要求されると言いますか。英語教育のレベルの高さは日本一だと言われるほど英語に力を入れた学校です。特に2013年現在、これから高校進学する子供達にとって英語は将来必須のスキルになってくるということもあり、都内で高校を探しておられる親御さん達から絶大な人気があるらしいですね。英語は2クラスを4〜5つのレベルに分けて少人数制になっており、最上位レベルは、ネイティブの教師から英語のみを使った授業になっています。TOEFLやSATを準備するクラスもあったりするくらいですから海外との距離もかなり近いのでしょう。もちろん、修学旅行は海外です。そしてこれはどこかで聞いた話なのですが、センター試験の英語の点数は全国トップらしいですね。そんな学校に在籍していて慶応進学したKREVAさんの英語力が低いはずはない。とは言い切りませんが最低受験に必要な基礎的な英語力は確実に身に付いているでしょう。
あえて英語は使わない
KREVAさんはあまり英語の歌詞を書かかない。という情報が僕の耳に入ってきたのは昨日です。これを聞いて「あれ?英語全くできないのかな?」って少し不安になりましたが(記事書けないじゃん!と思いまして・・・)、そういう理由ではなかったです。NHK教育「佐野元春のザ・ソングライターズ」に出演されたKREVAさんはこう語っております。
男子学生:KREVAさんは英語のラップが少ないですけど、意図していますか?
KREVA:英語は、言葉がつながない時の逃げとして使っているラッパーが多い。オレは英語に逃げずに日本語を使いたいと思う。
日本人代表として音楽国際会議へ
ということで、KREVAさんが英語を喋っていた過去はないかと調べてみたらこんなのが出てきました。2011年5月25日(水)~5月28日(土) にシンガポールで開催された音楽国際会議に日本代表として出席した、と。そしてその時、外国人からの質問に対し”できる限り英語で答えていた”と言われています。実際当時の映像はUSTREAMで生放送されたらしく、その映像を見ていた人たちからは「そんなに上手くない」と評価されていました。つまり英語を流暢に喋られるか?と言われれば、否という結論に達しました。
KREVAの名言
でもね、英語ができるできないは全く重要ではないんですよ。今でもそうですが、世界的に活動しているのであれば必要な時が来れば、サラッと英語を身につけるのでしょうし、、、ということでここからはKREVAの魅力を!まずは名言!
- 俺は大きな声で“儲けたい”って言いたいですね。リスナーに届かないのは不況のせいじゃない、そいつのスキルがないだけだと思うから。
- 起こってないことを心配するのは時間がもったいない。
- “とりあえず盛り上がっていこうよ”だけの奴を、俺は信用できない。それは俺のNo.1ファンである俺が許さなかった(笑)
- 僕がやってる音楽で一番大事なのは、何をどう選ぶかっていう判断のスピードだと思うんです。フリーの素材集がネット上にも溢れている中で、かっこいいと思えたらゴーを出せる判断力。何が必要かを瞬時に選んで、迷わずいく事が大事だと思います。
- 最高は一つじゃない
- 最終公演のチケットが…売れてない。いや!全然売れてない!よく「チケットにはまだ若干の余裕があります」なんて言葉を耳にしますが、今回は、言ったら「余裕でチケットが変える状況」です。つまり…売れてない!
- 行けるなら絶対行っとけ!!
- ぎこちない一歩でもいい 進めるならば気になんない
- この先どうなるかなんて誰にもわからねぇ だからこそ怖くておもしれぇ
- 先手必勝まずやる!
- 思い立ったら即行動 人生にはない再放送
- 昔からそうだった その段階が最高地点!
- 楽しまなきゃ、抱えた重圧 もっと圧かけりゃ、できる空白!
- 大切なのは金じゃない事だけは確か でももっと稼いでもいいと思う 嘆いてもはじまらないから行動 唐突なチャンスにも堂々対応できるか?
マルチ・KREVA
KREVAさんてラッパーとして表舞台で活躍しているだけじゃなく、裏方仕事もむちゃくちゃやっててビックリしました。CUEZERO(幼なじみ)、SONOMIを率いて自らのレーベル「くレーベル」を発足し、プロデューサーとしても活躍しているし、あの「池袋ウエストゲートパーク」の音楽も担当していたとか。また平井堅、小柳ゆきなど様々なアーティストの楽曲のリミックスや客演も行っていました。そして映画「ローレライ」にも俳優として出演しています(この映画、僕彼女一歩手前の子と見に行ったなぁ・・・)。他にも渋谷ガールズコレクションに出演したり、原宿のショップスタッフでもあると。これぞマルチな才能ってやつですかね。ちょっと面白かったのが姉と電話するときも貴志(本名:畠山貴志)を名乗らず「もしもし、俺。Dr.Kだけど」と言っているらしい。
まとめ
KREVAさんは英語が堪能なわけではなさそうですが、とても良い環境にあります。キッカケ次第でしょうね。それにしても生き様がカッコいいですね。やっぱりどの世界でも成功する人って振り切ってますよね。日本でラップを流行らせたZEEBRAさんもかなり突き抜けた歌詞を歌ってましたし。人の目気にしてる間はまだまだ上には上がれませんね。風当たりも強いでしょうが、これから”成功”を目指す方はひたすら自分の素をアウトプットしていけば良いと思います。僕も遠慮せずにもっと過激な記事書いていこーっと。
TOEIC講師:石崎力也
PS:ここまで言っていいのか分かりませんが、、、TOEIC業界のリアルです。
PS2:KREVAさんは既に妻子持ちらしいですね。結婚相手は一般の女性らしいですね。
8月28日発売の新曲『BESHI』に込められたKREVA本人のメーセージ
“塗り替える”、“新しい自分を見つける”、“生活をカラフルにする”というテーマがまずありました。
そこでまず考えたのは“新しい自分”ってそんなにいないかな、と思ったんです。
新しい自分を見つけるって、今までの自分を否定するような言い方になってしまうと思ったんですね。
つまり言いたいことってなんだろうなと考えたときに、
“新たな一面を見つける”ことなんだと思いました。
あとは“カラフルな人生・仕事”。世の中いろんな仕事があると思うんです。人前に出て写真をとって
貰えるような仕事は派手で“カラフルな仕事”だと思うんです。
でも、みんなが嫌がる仕事をしたい人もいる訳じゃないですか。
単純に“カラフルな仕事=派手な仕事”って違うんじゃないかなと思うようになったんです。
なので、“歌自体がカラフル”になるように、色にまつわる日本語を探して、バーッとピックアップして、
それを歌詞の中に入れるということをしたんです。
でもやってみると、“顔が青ざめる”とか、“赤っ恥をかく”とか、日本語で色にまつわる言葉って
ネガティブなものが多くて。ポジティブなものだと“黄色い歓声”と“大黒柱”くらいで(笑)。
あまり無かったんでどうしようかなと迷っていたんですけど、
そういうネガティブでツラい所を乗り越えて新たな一面を見つける、という歌にしてみました。
-KREVA