新しい歌姫、May J.
本日紹介するのは、テレビ朝日の関ジャニの仕分け∞のカラオケ得点対決で現在17連勝中のMay J.さんです。最近いいともにも出演してますます知名度が上がってきてますね。モデル出身かと思うくらいキレイなルックスでスタイルも抜群な彼女ですが、そのような経緯は特になく、普通に歌手を目指してこれまで進んで来られた方でした。新しい歌姫として今後さらにテレビへの出演が増えるのでしょう。では、見て行きましょう。
May J.のプロフィール
May J.(本名、橋本芽生(はしもと めい))さんは1988年6月20日生まれの現在25歳です。神奈川県横浜市生まれで現在も神奈川県在住だそうです。父親は関西生まれの日本人、母親はイラン、ロシア、スペイン、イギリス、トルコのバックグラウンドを持つイラン人の方で、May J.さんも日本語、英語、ペルシア語を扱うトリリンガルです。ちなみにペルシア語の方はイランやアメリカの親戚が家に遊びに来た時に会話する程度だといいます。日常会話は理解できるが、難しい単語なんかはあまりわからないとおっしゃってました。英語に関しても身につけたのは日本。日本で生まれ日本で育った彼女は、海外に親戚はいるものの留学などは行っていません。音楽に関しては昔からの夢だったようで、ホントに幼いころからレッスンに通っていたそうです。14歳の頃に初めて受けた音楽レーベルのオーディションに合格しプロの音楽の世界に足を踏み入れました。そこから、現在話題のカヴァーアルバムが出るまで相当苦労なさってます。あるインタビューでの印象的な一言があったので載せておきます。
「頑張るだけじゃダメなんだ…」
May J.の英語力
May J.さんの英語力はネイティブレベルです。以前、あの超有名なカヴァー「Garden feat. DJ KAORI, Diggy-MO’, クレンチ&ブリスタ」で一緒に歌っているDiggy-MO’さんとラジオで英語で会話しているのを聞きました。Diggy-MO’さんも英語はペラペラですので、まるで外国人の会話を聞いているかと思うくらい綺麗な英語を話されてました。そもそも、May J.さんの両親は語学、音楽、コンピューター学校を経営されており、自宅には英語が飛び交っていたといいます。帰国子女の方や英語の先生が近くに居たことも彼女の英語力に一役かっているでしょう。また、その後高校からはあの青山テルマや宇多田ヒカル、一青窈など数々の有名人が通っていたアメリカンスクール・イン・ジャパンハイスクールに入っています。ここで英語を使う機会がより一層増えたようですね。歌手にとって英語がキレイに歌えることは大きなアドバンテージになるので、これまた今後の活躍に期待大ですね。
May J.の音楽人生
May J.さんはずっと昔から歌手になりたかったようで、3歳の頃から一日でも早く歌手になるためにどうすれば良いのか?と考える毎日だったと言います。ちょうどその頃からオペラ(クラシック)を始め、友達とも遊ばず必死にレッスンを受けていたそう。またバレエ、声楽、ピアノ、作詞作曲のみならず西洋音楽からアジア、中東民族音楽に至るまで幅広い音楽教育を受けるほど。あれだけ歌がうまいのも頷けますね。そんな英才教育を受けてきたMay J.さんの実績は驚愕です。以下、並べます。
May J.の音楽実績
- 8歳-フィリアホールにてオペラソングを初演
- 2002年、AVEX ARTIST ACADEMYボーカルコースを首席で卒業(13歳)
- 2003年、ヤマハ『シンガーコンペティッション2003』全国大会本選にてソロ部門特別賞 (中島美嘉 のStars )を歌唱
- MTV・BMGの共同企画『アヴリル・ラヴィーンコンテスト』優勝
- 『MTVミュージックアワード2003』オーディエンス賞受賞
- 『2003 エリートモデル全国大会出場』(ファイナリスト12人に選ばれる)
- アーロン・カーターのコンサートにてステージでアーロン・カーターとダンスパフォーマンス披露
- 『NBA JAPAN GAMES2003』ハーフタイムショー「ダンスコンテスト」で優勝
- feat. MAYとして、SPHERE of INFLUENCEのアルバム『COLOR』(2004年)に参加
May J.が語る、業界で売れるということ
こう見ると厳しい世界ですね。最初に書いた「頑張るだけじゃダメだ」って言葉。実力やルックスは正直文句ないじゃないですか?なのに売れない。でも一度May J.さんの名前が世間でかなり話題になったこともあったんですよね。そう上にも書いた「Garden」です。これをキッカケに一気に売れてもよかったのでしょうが、どうも伸びきらなかった。曲が先に立ち、May J.さん本人が広がらなかったと自身は語ります。だからその後自分自身の曲で勝負しても、まだまだ知名度の問題で広がりきらない。そんなMay J.さんに訪れた転機が現在話題のカラオケ企画。しっかり基礎から訓練してきたMay J.さんの持ち味を全て出し切れる企画でした。この企画でその実力を遺憾なく発揮したMay J.さんの元に「カヴァーアルバムを出して欲しい」という要望がかなりたくさん集まったようです。そしてその要望に応えるように出した「Summer Ballad Covers」が大ヒット。カヴァーの曲を聞くとMay J.さんの音楽エリートっぷりがとてもよくわかると思います。声がそれぞれ違ったり、歌い方で世界観が全然違う。正直驚きました。
まとめ
しっかり音楽家として生きている方だなと感じました。今流行りのエレクトロなどは今は歌う気はない。多くの世代に聞いてもらいたいから、あえてバラードを歌っている。そう語ってます。これまでにジャンル、世代、国を問わずいろんな音楽に触れてきたMay J.さんだからこそ説得力のある言葉になります。2013年10月23日にはバラード・コンセプトのミニアルバム『Love Ballad』の発売も決まっています。これは見物ですね。やっぱり実力のある方はもっともっと評価されるべきですね。インタビューを聞いていると簡単に売れた方ではないので、考え方も冷静でとてもしっかりしているように見えました。女性人気が高いようですが、納得できます。また英語を活かした今後の海外活動もチェックしとかないとですね。
TOEIC講師:石崎力也
PS:正しい勉強法とは、努力がそのままスコアになることである。TOEICの正しい勉強法を教えます。
PS2:いいとも出演時に披露したモノマネが上手すぎてモノマネ女芸人が焦っているとか。w