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Channel: 勉強のやる気を出す方法 –英語ができない人のための通信講座
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たまには休憩することで語学力が上がります。だってね・・・

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文化変容モデル って言葉知ってますか?

シューマンっていう人が1970年代後半に提唱した理論で
言語は文化の一部であり、
「第二言語を修得することは、勉強する人の目標言語文化の社会的距離、および心理的距離によってきまる」 
っていう主張です。
ちょっとむずかしいですかね?
なんてことありません。
自分が、勉強している言語が使われている国の文化とか、社会が好きになればなるほど
その言語が上達していく可能性が高まるよー ってことです。
そうですよね?
ドイツのサッカーが好きで好きでたまらないっていう人は、
そうじゃない人に比べてドイツ語を勉強したときに、自発的に
勉強する時間を確保するから上達していくってことです。

おんなじような事を アンダーソンさんっていう学者さんも言っていて

外国語が上達していく過程は
1まずは、母語化といって、最初は自分の母語に近づけて考えようとする
(相手とコミュニケーションをとりたいんだけど、相手の言語、文化で理解しようとするってこと。 )
2 どんどん言語がうまくなっていくと、脱母国化(denativization)といって
  勉強している言語のルールに沿って考えていくことができるようになるってことです。
これなんかお偉い学者さんが言っていると難しそうに聞こえますけど
よく考えれば 全っ然難しいこと言ってないです。

居酒屋でたまたま出会った色気たっぷりの綺麗な中国人のお姉ちゃんが

chinese
「勉強している言語を上達させるコツは、その国の文化を好きになることだよ♪」
って言ってるのと同じ事です。
実際に、僕の知り合いの韓国人の女の子は日本の映画や、バラエティ番組が好きで好きで、
気づけば独学で日本語検定1級を取るレベルにまでなっていたそうです。
その子がこんなこと言ってました。
『映画やテレビは、役者さんが喋ったセリフを音声で聞きながら、
 字幕が出た漢字の読み方を学べるのでとっても勉強になる。』
※バカなアイドル・タレントのしゃべり方はマネしないようにしていたそうです笑

何が言いたかったというと

いま勉強をしている言語で上達したかったら、 その国に関連したもので
「これが大好き!!!」といえるものを創りましょう ということです。
そうすれば長期的に見て、自然と多くの勉強時間が確保されたり
興味のある分野に関して入ってくる情報が増えるので結果的に語学力の向上に繋がります。
(専門用語で、このような理由で勉強することを 「統合的動機付け」といいます)
neko
なので、もしいま外国語の勉強で行き詰っていたら
グルメでもアイドルでも、イケメン俳優でも、ドラマでもスポーツでも
スポットでもなんでもいいです。
その国の言葉で理解して本場を味わってみたいと思えるものを
見つけるために 一日中つかってみるのもいいかもしれません。

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