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札幌のアメリカ領事館で交流訪問者ビザ(J1)落ちました(正確には却下ではない)

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(NYのバークレーセンターですね。この日乱闘がありました。奥さん超エキサイトしていました)

今必死に(っていうほど必死ではないけど)メールのログを探しているんですけど見つかりません。学生の時に留学全般の面倒を見てくれたBさんとのメールが。どこ行ったんだろ。何を探しているのかいいますと、石崎がビザの面接で落ちた記録です。正確には落ちたというか留保という状態だったんだと思います。あとで書類を訂正して、再面接なしにJ-1ビザを発行してもらったと記憶しています。

本当に自分の記憶を疑います。なんでこんなにも簡単に過去の大事な記憶を葬り去ろうとするのか、我がメモリーよ。確か僕のとったビザのステータスは交流訪問者ビザ(J1)だったはずです。学生ビザ(F1)じゃなかったと思うんですね。すいません、曖昧な記憶で。あ、パスポートを確認すればすぐにわかりますね。出先のスタバなんで持っていませんが。

たぶん却下されていないはず

未だにESTAを使って面接なしでアメリカに入国しているのを考えると、きっと僕は面接で落とされていないはずです。面接で落とされたら今後ESTAでの入国はできなくなりますからね。こちらも曖昧な情報なのでご自身で当該機関のソースを確認してください。ちなみに僕の奥さんは那覇にある領事館でB-1/B-2のマルチプルビザを取り、滞在期間が180日認められているので、1年のうち半年間をアメリカで過ごすことができるようです。僕もB-1/B-2のビザを取りたいんですけど、多分ダメですね。ESTAあるから。3ヶ月じゃダメで6ヶ月ならOKな旅行なんて(おそらく)この世には存在しませんし、領事を説得する自信もエビデンスもありません。

あ、そうそう。なぜJ1ビザで一悶着あったかと言いますと、簡潔に言って石崎の発言と書類に齟齬があったからなんです。奨学金を受け取った5人で面接に行って、4人はその場で発行されていたはずです。順番は僕からで、いきなり落とされたみたいな感じになったから残りの4人はさぞ緊張したはずです。面目ないでござる。マジでごめん。

ネブラスカ州立大学から届いた書類(これも正式な名前があったはずです)には

Purpose : Study English as Second Language(第二外国語として英語を勉強する)

みたいなことが書かれていたんだけど、僕は正直に「コンピューターサイエンスを勉強したい」と言いました。面接はいきなり英語で始まり、きっと僕は焦ったのでしょう。しかも途中で日本語に切り替わる。これには戸惑いました。書類には「英語を勉強する」と書いてあるのに、君はコンピューターサイエンスを勉強するのかい・・・しかもあなた法学部でしょ、と。ふんふん、確かに。却下されそうなその雰囲気に僕は焦りながらも自分の要求に無理があることを承知しました。

その書類あれば、まず面接は落ちません

あっちの大学から届いたその書類(前出の名称不詳のやつ)があればまず面接で落ちることはないってネットに書いてあったので、全く準備もせずに行ったのが間違いでした。

今まさに領事が「はい、あなた却下ね」と言わんばかりの雰囲気でした。領事の隣に座っている日本人の男性スタッフが「ほら、ここ見てよ」「彼は英語を学ぼうとしているよ」みたいな軽い説得を試みていましたが「ダメだね」と領事が首を横に振ったその瞬間、もうダメだと思いました。石崎の留学の夢はここでついえた。アァ、奨学金。さようなら、黄色タクシー。さようなら、ハンバーガー。さようなら、エミネム。

領事曰く書類を訂正してこいとのこと。もちろん修正液でちょいちょいとやる程度ではダメで、しっかりとアメリカの大学から正式な書類を再発行してもらってこいと。面接は毎日あるわけじゃなくて、ものすごい時間制限が厳しく、しかも予約が取れない。次回の面接はいつになるのだろう。そもそもその書類って再発行してもらえるの。仮に再発行してもらえるとしても、米国からの郵送期間を含めて、どのくらいかかるのか。FedEXの Absolutely Positively Overnight(絶対に1日で届けたい人のために)の社標はアメリカ国内だけだからなー。たぶん1日で再発行とか無理だわ。

そんなこんなを考えていたら、先ほど領事の横に座っていた日本人スタッフの方が僕のところまでやってきて具体的なアクションとその詳しい手順を教えてくれました。僕の記憶が正しければ、書類を再発行してもらい、その書類を持って再度面接に来なさい・・・ということを言われてたはずです。すごい優しい方でした。

片道航空券はキャンセルかリブックですね

まあここでとやかく考えても仕方ないので「わかりました」と答えて、その時はサササと領事館を後にしました。まずBさんに連絡します。Bさんは急いでネブラスカ州立大学に連絡を取ってくれました。どうやら2週間やそこらで修正したものを送ってくれるとのこと。たぶん片道航空券はキャンセルかRe-Bookだな。しゃーない。あるある。よくある話だと自分に言い聞かせて(ほぼなし話です)気持ちをリセットしました。

先に結論から言いますと、再面接は不要でした。再発行してもらった書類を領事館に郵送するだけでOKでした。しばらくしてビザが下りた。まだ渡航もしていないのに感慨無量。

お母さん、ありがとう。

お父さん、ありがとう。

ばあちゃん、ありがとう。

じいちゃん、ありがとう。

と、電話で言おうと思ったんですけど、大学の当時、携帯を持っていなかったので心の中で2回ほど復唱するだけでした。口語体では(オカン、センキュー。オヤジ、センキュー)ですね。「ありがとう」は気恥ずかしくて口に出せません。

で、僕は留学が始まる1ヶ月前にロスに飛びました。まずはロスで1ヶ月住んでから、ネブラスカに行こうと。その話はまた後日。

PS:ちなみに「名称不詳」という日本語がこの世に存在するのかどうかググってみたら、なぜかピンサロのサイトが出てきました。


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