不思議な魅力を持った男
細美武士。活動休止している「ELLEGARDEN」のボーカル・ギターを担当し、現在活動中の「the HIATUS」でもボーカル・ギターを担当しています。僕の友人が毎日のように上記2バンドの曲を聞きまくっており、僕の芸能人記事を見て、細美さんの記事も書いてくれといわれたので本日は細美さんを取り上げてみたいと思います。そして調べてて何が一番驚いたかといえば、、、細美武士さん今年で40歳なんですね!普通に20代後半の兄ちゃんかと思っていましたのでマジで驚きました。それでは書きます。
新曲の”題名”に震え上がるイシザキ
ちょっと本題に入る前に、、、the HIATUSの新曲が7月31日にリリースされるのですが、EPのタイトルは「Horse Riding EP」。「Horse Riding」です。もう一度書きます。「Horse Riding」です。そう「乗馬」です。僕・・・競馬が大好きなんです。そして僕が学生時代過ごしていた北海道で7月14日(日)に、函館競馬が開催されるんですよ!(マジで行ってこようかな・・・。)さぁ、気を取り直して、、、。あ、ちなみに一番上の写真はthe HIATUSの新曲「Horse Riding EP」のジャケットです。
プログラマー細美武士
細美武士さんは高校2年生で中退した後、父に「学校へ行かないならば、働け」と言われバイクのレーサーを目指していたが数年で辞めました。その後、工場で住み込みのバイトを続けたのち、独学で神田外語大学に入学し英語を学びます。そして大学卒業後にサンフランシスコでプログラマーとして働きます。幼少期にパソコンを使ったことがあったという理由から、履歴書も詐称し面接でもできると勢いで乗り切ったらしいです。テクニカルトランスファーという役職に付き、日米共同開発プロジェクトの橋渡し的な役割を担いました。主に海外の技術を学んで、日本のプロジェクトの人に伝えるという仕事だったそうです。あのキレイな英語はその時に身につけたのですね。
子供の頃の英語体験
ちなみに、細美さんは20歳以前に海外経験は一度もありません。大学生中に相当英語を勉強したのではないでしょうか?そして発音などの矯正は海外経験の時に、、、なんていう流れでしょうか。ただ、昔から英語には苦手意識はなかったのでは?と思わせる発言もなされています。若い頃洋画が好きで、好きな映画は20回ほど見るほどだったとか。そして何度も見ている内に言っていることが分かってきたといいます。しかし、例えば主人公のクールなセリフなどでどうしてもわからない言葉を見つけたら学校の先生に聞きにいっていたらしいです。こういう姿勢からも英語が好きだった(嫌いではなかった)ことがわかりますね。
細美さんからのメッセージ
細美武士さんはミュージシャンである傍ら、バックパッカーでもあると公言しています。みなさん「グロービッシュ(Globish)」って知ってますか?
グロービッシュ(英語: Globish) とは英語の一種。ジャン=ポール・ネリエールによって共通語として提唱された。またネイティブ英語圏ではない地域での共通言語としての英語が、一般的にグロービッシュと呼ばれることもある。(Wikipedia)
要は、使用頻度の高い1500語の英単語と簡単な文法のみで運用できる英語ってことです。国際ビジネスで取り残されないために、グロービッシュくらいは使えるようになりましょう、とWikipediaでは書かれています。そして細美さんも同様に言っています。バックパッカーとしての意見で、英語は伝わればいいので日本でも学生時代が終わるまでにグロービッシュくらいは身につけておいたらいいなと言っています。ちょっと英語が喋られるようになるだけで、どこにでも行けるようになる。宿泊や移動の際に必要な英語さえわかればそれでいいと。まずはそこまで身につけて海外に出てみることをオススメするとおっしゃってます。同感です。
英語は楽器と同じ
やはり英語の勉強法や考え方は英語をビジネスとして利用していない人の意見を聞くべきだということが改めてわかりました。英語を売り物として扱っている人(会社?)が言うのは、英語難民の方々への甘い言葉です。でももう皆知っている通り、学習に魔法の杖など存在しません。ただ愚直に泥臭く勉強するしかないのです。細美さんは楽器のことにかけて英語を語っていました。「楽器は1日3日分」という言葉あるらしいです。1日サボると3日分の後退があると。でも1日じゃ全然進歩がないように思えて、途中で止めてしまう人が多い。でもこれを何年もやってみて初めて成長がわかると言います。これは英語も一緒だと。毎日コツコツと積み重ねることでしか身に付かないし、成長もないのです。体を鍛えるってのも一緒ですよね。ダイエットも。全部そう。ビジネスに騙されてはいけません。そりゃ甘い言葉並べとけば本気で悩んでいる人ほど、盲目になっているので引っかかっちゃう。そういう意味ではビジネスは基本的に全て詐欺的要素が含まれています。まぁ最近は消費者が賢くなった(まともになった?)ので古くさいビジネスをやっている人は相当苦労しているらしいです。情報強者と情報弱者の話ですが、話し出すと止まらなくなるのでこの辺で・・・。ちなみに、TOEICを泥臭く、かつ最速で攻略したい方は、僕の勉強法を無料で公開していますのでチェックしておいてください。
細美武士の名言
- さぁみんなライヴハウスへ帰ろう!
- 俺たちみたいにブサイクに生まれたやつがカッコよく見せれるとこってのはひとつしかないよな、そうだな“生きざま”だよな。
- 最強頑張っている人を見ると泣きそうになる。かっこよくて。俺もああなりたい。
- ウインカーはひっこめようぜ、俺たちは直進するんだ。
- 俺が泣くのはハッピーエンドって決まってんだよ
- 安定とか定着ならこっちから願い下げだ。媚びるのも飼いならされるのもごめんだ。すごいシンプルにいこう。作家は作れなければ死ぬだけだ。そのルールに異論は全くない。やったろうじゃんか。
- 大事なのは縛りあうことじゃなくて、お互いがお互いをひきつけ合うことじゃん。
- 一番悪い奴は「口だけいいことを言って実践しない奴」。次に悪いのは「悪いことばかり考えてる奴」そうなりたくねぇんだ。
- なんで嫌な時に笑ってんだよ。なんで悲しいのに笑ってんだよ。 泣きたい時は泣いて、笑うときにバカみたいに笑えよ。
- ちっちゃい子供は成人の10倍笑うんだって!!負けてらんねーっつうんだよ!!あっはっは!!!
- お前ら、悲しい時に無理してわらうのやめろよな。悲しい時には泣いて、楽しい時には笑って、怒った時には相手の胸ぐら掴んででも怒るんだよ!別に、戦争をおこすわけじゃないんだからよ。それくらいしてもいいんだぜ。
- 俺たちあんまり未来とか過去に興味がねぇっつーか、興味が持てねぇんだよ でも今お前に言われてふと思ったんだけど、いつか、この楽しかったツアーをちょっと振り返ったときに、「なんだよあんなんただの通過点だったじゃねぇかよ」と思えるような現在の生き方をしていきたいなと思います
海外の自由さ
皆さんの英語学習のモチベーションにもなるかと思ったので書きます。細美さんが語ってくれた海外自由体験です。細美さんの海外での勤務先がとても素晴らしい環境でした。というかこれがまさに外国の仕事スタイルなんです。(職種にもよりますが)・・・タイムカードが無い!これです。好きな時間に職場に行けば良いし、好きな時間に帰っても良い。こんな経験もあるらしいです。夕方頃、仕事を終えて帰ろうと思った細美さんが同僚に誘われて映画へ。その後ビールを一杯飲んで帰る準備をしていたら、同僚の数名はこれからまた会社に戻って仕事をするというのです。これもいいですねぇ。つまりやることやってれば何しててもいいし、どこで仕事してもいいってことですね。ただかなりドラスティックでリストラもズバっといきなり言われたりするらしいです。マネージャーがしっかりチェックはしているんです。日本でも外資系の企業は同じような感じでやっているらしいですよ!
細美武士の音楽と英語
細美さんが音楽に触れるキッカケは中学校時代にありました。友人がアコースティックギターを買ってきて弾いていたのに合わせて歌ったのが原体験だといいます。またバンドを始めたのも周りの友人が皆バンドをしていたので、自分も流れでバンドを始めました。そして細美さんが英詩を書く理由なのですが、1つ目の理由は英語で歌った方が自然に歌えるそうです。そして2つ目の理由が、、、英語で歌詞を書くと同じ音節数でたくさんの意味合いが入るのだそうです。つまり伝えられる情報量が違うと。日本語だと心情の描写のみで終わってしまうところが、英語で書けば情景描写も書けるので良い。と言っていました。ちなみに、細美さんは英語がペラペラなので、海外にも仲のいいバンドが結構いるらしいです。
KAT(?)さん
細美さんはかつてNHKの高校英語に出演されました。その高校英語で司会をされていたキャットさんという外国人がおっしゃっていた言葉が印象的でしたので、紹介します。たまたま僕の聞いたその高校英語がキャットさんの最後の放送で、これまでの放送を振り返ってどうでしたか?って質問されたんですね。そこでキャットさんが「そうですね。私は英文法とか正直何も分からなかったので新鮮でした。英語はもちろん日本語も音で覚えましたので良い経験ができました。ありがとう・・・」と。やはりネイティブの方は(当然ですが)文法を語れません。当然の如く”a”と”an”を使い分けますし、自然と5文型を使いこなします。今って幼稚園くらいから英語教育がなされてるんですよね?どんなことやってるんだろう・・・。日本の英語教育はまずどこに向かいたいかを明確にすべきですね。
まとめ
今回は少し長くなりました。伝えたい情報が多すぎて。最後まで読んで頂いてありがとうございます。
細美武士 x Taka
バンド好きの方はもう少しお付き合いを。以前、てか一昨日?ONE OK ROCKのボーカルTakaの英語力に関して記事を書きましたが、細美さんを調べていたら「細美武士 x Taka」の対談話が出てきたのでシェアします。僕の記事ではTakaが海外に認められるほどの英語力であり、歌唱力であると書いたのですが、細美さんもむちゃくちゃ褒めてました。
細美「もうヴォーカリストとして尊敬してる。はっきり書いといてもらっていいいけど、俺が知ってる日本のヴォーカリストの中で一番うまいと思う。ほんとにうまいんだ。俺は衝撃で。久しぶりに身近に、今負けてるなこいつにって言うやつが出てきたもんだから、そっから猛特訓したおかげで最近、歌伸びたんですよ。めちゃくちゃ感謝してんの」
ちなみにTakaの記事はコチラ。
TOEIC講師:石崎力也