意外な特技、英会話
- 生年月日:1987年4月27日
- 出身地:東京都
- 血液型:B
- 身長:163.0cm
- 趣味・特技:音楽鑑賞、英会話、モダンダンス
さて誰でしょうか?といいつつ、これ毎回記事トップに取り上げた有名人さんの画像を載せてますし、なんなら題名にしっかり名前を記述しているっていう・・・。はい、あの誰もが知っている女優、鈴木杏さんです。
26歳にして既に大物女優・鈴木杏
鈴木杏さんってなぜか同年代の女優さんに比べて親しみやすいな、なんて思っていたら小学生時代から子役としてテレビに出てたんですね。ポカリスウェットのCMを未だに覚えてます。さてそんな鈴木杏さんのドラマデビューは1996年の『金田一少年の事件簿(第2シーズン)』でした。これ僕ハマってました。子役から芸能界に入っていたこともありやはり高校は堀越高等学校。大学は和光大学現代人間学部に入学しています。そして母方の祖父がアメリカ人ですので、彼女はアメリカのクオーターですね。
鈴木杏の英語への目覚め
鈴木杏さんが最初に映画に触れたキッカケは2000年に公開されたハリウッド映画『ヒマラヤ杉に降る雪』に出演したことです。この映画で日系アメリカ人であるヒロインの少女時代を演じています。11歳で既にハリウッド映画に出演していることも驚きですが、映画に出演するにあたって英語指導があるのですが、それがかなりハイレベル。女優さんにとっては”お仕事”なわけですし当たり前なのかもしれませんが、同世代の小学生からすれば想像できないレベルです。ちなみに、この頃はまだ小学生は英語を学んでいません。鈴木杏さんも初めてまともに英語を聞いて、初めて英語を話したそうです。
鈴木杏の小学校時代の英語教育
鈴木杏さんの英語勉強は撮影前のオーディション時からはじまりました。台詞はもちろん、それと平行して日常会話の練習もほぼ毎日行っていたそうです。勉強場所は日本の英語教室。台詞は映画の役が工藤夕貴さんの幼少時代だったため、工藤さんに英語の台詞をテープに吹き込んでもらって、それをお風呂上がりに毎晩聞いて練習したそうです。現地に行ってからは映画に出てくる地方の名前などを覚える指導も入ったそう。初めての英語学習でこんなハイレベルな指導を受けてきた鈴木杏さんにとってやはりその後も英語は身近なものだったといいます。
鈴木杏、英語をもっとしゃべりたい
現地での監督のやりとりは通訳を通していたそうですが、共演していた男の子とは英語でコミュニケーションを取っていたようです。もちろんそんな流暢な英語を話せるわけではないので、単語を繋ぎ合わせたような会話になったようですが、「それでも意思の疎通ができて、コミュニケーションが取れるということに凄く感動した」とおっしゃってます。その時「英語をもっとしゃべれるようになりたい」と思ったようです。これが鈴木杏さんの英会話へのキッカケですね。やはり環境が与える影響は大きいですね。
鈴木杏の留学経験
こうして英語に目覚めた鈴木杏さんは、実は現在までに何度かの留学経験があります。中学生時代にイギリスに3週間、20歳の時にニューヨークに2ヶ月間行ってます。英語学習はやはり環境にかなり左右されるので、英語圏で英語を勉強なさるのはベストな選択だと思います。といいつつ、何より女優さんって時間があまりありませんしね。ここら辺の塩梅が難しいところです。ただ子役時代のハリウッド出演が彼女の英語力向上に火をつけたのは間違いありません。いつ英語がペラペラになるかは本人次第ですが、こういうキッカケがあったことはとても幸運なことだと思います。留学後のインタビューでも「1人で電話したり地図を頼りに目的地に行くなど、自信がついた。英語は大きな武器。しゃべると性格が変わって強気になったりする。英語のせりふの役をもらったらとことん練習します」とコメントしているようにある程度英語は身に付いているようです。
まとめ
本日は英語の記事というより、英語を始めるキッカケに関して書きました。みなさんの英語を勉強し始めたキッカケってなんですか?様々あると思うんですが、鈴木杏さんのように英語圏に行ったとか、日本で外国人と話したとか、生の英語に触れることが自身の英語学習のキッカケだったと語る人は遅かれ早かれ英語を習得していっているように思います。もちろん、キッカケが英語学習にとっての大きな問題になるわけではなく、単純に英語が全くできない時に触れる生の英語はやはり衝撃的でずっと残りやすいですし、その時の経験から英語を身近に感じられるマインドが出来上がる可能性が高いのでより良いということです。英語学習は方法それ自体より、マインドの部分の方が重要だったりしますからね。
TOEIC講師:石崎力也