Quantcast
Channel: 勉強のやる気を出す方法 –英語ができない人のための通信講座
Viewing all articles
Browse latest Browse all 74

【SEKAI NO OWARI】セカオワ・深瀬慧の英語力をTOEIC講師が検証!〜ADHD(学習障害)でも英語は身に付く〜

$
0
0

世界の終わりに英語ができれば

なんだか意外にも書くことがたくさんあり過ぎて少し困っているのですが、本日取り上げたのがSEKAI NO OWARI(セカオワ)のVo&Gtを務める深瀬慧さんです。セカオワは2011年にメジャーデビューを果たしてからわずか3ヶ月で日本武道館を満員にするほどの人気ぶり。確かにインディーズ時代で既に結構人気があったことは覚えていますが、これは凄いですね。ちなみに、インディーズ時代のバンド名は「世界の終わり」そしてメジャーデビューをキッカケに「SEKAI NO OWARI」に。さらに最近では世界進出も果たし、世界では「End of the world」で活動していくそうです。そんな現在人気急上昇中のセカオワ、見ていきましょう。

SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)プロフィール

セカオワのメンバーは皆、幼馴染みです。深瀬さんを中心に、ピアノ担当の藤崎さんは幼稚園から。そしてギターの中島さんとは小学校の同級生。DJ LOVEさんは高校生の時の同級生です。2005年に中島さんと深瀬さんでオリジナルの楽曲を作りながら、メンバーを募集し始めるが集まらなかったそうです。そして「まずは仲間が集ることの出来る場所を借りよう」と深瀬さんが提案して、東京都大田区にあった元印刷工場の跡地を借りて自作のライブハウスを製作。「clubEARTH」と名付けられ、そのライブハウスを作っている時に集まったメンバーの中に藤崎さんとLOVEさんもいらっしゃったそうです。そして、メンバーは共同生活をしているようですね。話によるとライブハウスを作っている段階で既に夜を徹して製作していたため、ほぼ合宿状態。一緒に暮らしているも同然の生活をしていたため、自然な流れで共同生活が始まったようです。2012年の段階で5年も一緒に住んでいるとか。そしてさらに驚きなのが、彼ら4人の他にライブの小道具を製作している深瀬さんの友人や、CDのジャケットなどをデザインしているデザイナーさんやその彼女、そしてそのデザイナーさんの会社で働く人が一人とあともう一人いらっしゃるようです。

深瀬慧の学生生活

深瀬さんの過去はなかなか複雑なようです。中学校ではほとんど不登校だったようで、髪の毛も金髪で授業もサボりぎみだったとか。そして高校は1年で中退しています。そしてそこから、1年間アメリカンスクールに通っています。世間で深瀬さんが英語が堪能だという話はここからきているのでしょう。2013年からは海外進出も果たしているので、今後見物ですね。ワンオクのTakaさんのように、喋れるのにテレビなどのインタビューではあえて喋らないとかもあるかもですね。さて、アメリカンスクールの決まりなのか、深瀬さんは2年間のNY留学に行くことになります。しかし、2ヶ月で精神的に不安定になり帰国。その後は、精神病院に入院しています。この時の深瀬さんの言葉が印象的でした。

「もう学歴も、得意なことも何にもない、そんな状態で自分に残ったものは、病気と、強い薬と、出られない――閉鎖された病棟っていう。」

深瀬慧の先天的病気

深瀬さんはADHDという学習障害もあったようです。そしてそれらは先天的なものだったとか。小さい頃からパニックになりやすかったそうですね。そして入院した深瀬さんは精神医療の現場を目の当たりにして、カウンセラーなどを目指そうと改めて大検、大学受験を目指したそうです。しかし、、、薬の副作用もあって勉強した内容が頭に残らなかったそうです。勉強したことを全部忘れるって、これホントに怖いですね。ちなみに精神病の薬は麻薬に似ていて、飲んでも副作用は出るし、飲まなければ飲まないで吐き気やめまいなど同じような症状が出ると言います。まさに地獄。そんな中ある日、予備校からの帰り道が分からなくなってしまうほどに。ここで受験を諦め、自分の人生はもう終わったと感じたようです。そしてそんなどん底で残ったものは音楽だけだったと。

ポジティブに世界が終わった。

それまで大して音楽はやったことがなかったといいますからこれも驚きです。その後仲間を集めて「clubEARTH」の建設に着手。この時のモチベーションを聞かれても、「もうこれしかない」という気持ちしかなかったと言います。周りにいた中島さんはギターをやってて、藤崎さんはピアノ、LOVEさんはDJをやってたから共通点の音楽をやる。とてもシンプルな答えです。世界の終わりは深瀬さん曰く「始まり」だと。だからバンド名は”世界が終われ”っていうネガティブな理由ではなく、ポジティブな意味でつけられた名前のようです。これからまた露出が増えていくでしょうし、どんどん人気も高くなっていくのでしょう。では以下で、もう少し深瀬さんの英語の話や、メンバーの学歴をちょこっと書きます。

ADHDが勉強に与える影響

深瀬さんがADHDという学習障害を持っているという話は上でしました。ではADHDってどんな症状があるの?まずはそこを以下に記します。まず主にこの3つに分類されます。

  1. 不注意→集中力が続かない、気が散りやすい、忘れっぽい
  2. 多動性→じっとしていることが苦手で、落ち着きがない
  3. 衝動性→思いついた行動について、行ってもよいか考える前に実行してしまう

不注意が目立つタイプの特徴

別の呼び名で「のび太型」と言われています。

  • 忘れ物が多く、物をなくしやすい
  • 気が散りやすく、集中力が続かない
  • 興味があるものには集中しすぎてしまい、切り替えが難しい
  • ボーっとしていて、話を聞いていないように見える
  • 行動が他の子よりワンテンポ遅れる
  • 字が乱れる
  • 不器用(縄跳びなどが苦手)
  • 片付けられない
  • あまり目立たない(ADHDであることに気づかれにくい)
  • 女の子に多い傾向がある

多動性・衝動性が目立つタイプの特徴

こちらは「ジャイアン型」と言われています。

  • 落ち着きがなく、授業中立ち歩く
  • 体を動かすことがやめられない
  • 衝動性が抑えられず、ささいなことで手を出してしまったり、大声を出したりする
  • 乱暴な子、反抗的、という目で見られやすい
  • 男の子に多い傾向がある
  • ADHD全体の割合からすると少数

混合タイプの特徴

  • 不注意と、多動性・衝動性の両方の特徴をもつ
  • 忘れ物が多く、物をなくしやすい
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない
  • 衝動が抑えられず、順番が守れなかったり、ルールが守れなかったりする
  • ADHDの8割がこのタイプといわれる
  • 不注意、多動性、衝動性のあらわれ方の度合いは人によって違う

学習障害と言語習得

さて、学習障害と言われるだけあって、学習に一番肝心な「集中」ができないという致命的な病気です。しかし、安心してください。少なくとも僕の知っている限りでは言語学習には全く関係ありません。僕の知っている人でもADHDにもかかわらず英語を習得した人はたくさんいます。「でも英語は毎日コツコツやらなきゃいけないんだろ?」って質問もいくつか頂きますが、確かにそうです。そしてそれができないのがADHDの方の特徴です。だから資格試験などはかなり困難を極めるでしょう。なにせ楽しくないのですから。そう、言語学習というものは前提にこれから勉強する言語が好きでなくてはならないのです。そうでないと続きませんし、身に付きません。つまり、ADHDの人であれ、何も患っていない人であれ、英語がつまらんと思っている人は英語の習得は不可能です。世の英語習得者と話てみてください。英語好きしかいませんから。

好きなことで英語を勉強すればいい

もう一つの理由は、言語学習の学習方法は一つではないということです。洋画や洋楽、洋ドラマに海外留学と言語習得に使える手段は数多く存在します。集中するのが苦手ならば、英語しか使われない環境に飛び込んだり、好きなことで英語を習得すれば良いのです。机に座って必死に参考書を解くのは資格試験や受験のための英語勉強法です。ですので、学習障害だからといって英語が習得できないと考えるのは早計です。そうなると、セカオワの深瀬さんがある程度英語を運用できてもおかしくはありません。現在の英語レベルはわかりませんが、今後勉強する際も、海外に行って積極的に喋るなどで問題なく身に付くでしょう。

まとめ

さてさて、セカオワはこれからどれだけ大きなバンドになっていくのか楽しみですね。ちょっとおもしろい話を見たので以下で紹介しておきます。こういうスタンスでバンドをしているのもまた、現代の若者にウケそうな・・・。


「僕らには夢というものがないんですよね。夢って誰かのようになりたいとか、あの場所に行きたいとか比較対象や目標設定があってこそのものだと思うんですけど、そもそも僕らにはそれがないので。ただ、自分たちにはどういうルーツがあって、どんな道のりを辿ってきたからいまがある、ということは常に確認しておきたいとメンバー全員が思っています」(深瀬)

 

TOEIC講師:石崎力也

PS:英語はマジで短期決戦以外ありえない。短期間でTOEICのスコアが上がらなかった人はまずこれを見ろ!

PS2:きゃりーぱみゅぱみゅさんとの熱愛も結構ガチみたいですね。お似合いだと思います。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 74

Trending Articles