父親の影響はやはり大きいのか?
父親の仕事に影響を受けて将来の道を決める子供は多いと思います。一番身近な大人であり社会人である父親の影響を何一つ受けないということはあまり無いように思います。本日紹介する人の父親はあの伝説的な俳優・松田優作さんです。といえば、あまりに有名ですね。そう、松田翔太さんです。花より男子やイキガミ、ライアーゲームに篤姫や平清盛など有名な作品は数多くあります。そんな松田翔太さんが父親の優作さんとお別れしたのは僅か4歳の時。松田優作さんはガンで僅か40歳の若さで亡くなっています。死後もやはりのその名前は世間にとっては大きいもので、松田翔太さんは若い頃「松田優作の息子」と言われることに激しく反発していたそうです。そして自分らしさとは何かを探しに海外に。しかし、その果てに見つけたものはやはり父親と同じ俳優でした。松田翔太さんは語ります。「背中にいつも何かがあって、いつも見られている気がする。それはお父さんでしかない。自分がしっかりしていないと叱られているようでビクッとする。昔つけられた躾なのかもしれないが、どこか自分の中にはしっかり根付いていて、、、松田優作の息子に生まれて来た使命感というのは半端じゃない」と。
松田翔太のプロフィール
松田翔太さんは1985年9月10日生まれの現在28歳。俳優松田優作と女優松田美由紀との間に次男として生まれ、兄はご存知松田龍平さん。2005年のヤンキー母校に帰るで俳優デビューし、同年放送されたドラマ「花より男子」で 一躍有名人に。そして翌年、『陽気なギャングが地球を回す』で映画デビューを果たし、映画『ワルボロ』で初主演。これまでとった賞は全て新人賞。俳優暦はそれほど長くはないが、これほどの知名度を持つのはやはり才能でしょうか。身長は181cmと長身でインターナショナル・スクール出身。子供の頃から海外は身近で、少年時代、体験でイタリアセリエAのサンプドリアのユースに所属していたこともある。また、15歳の時に母親から10万円をもらい、ニューヨークに1ヶ月ほど1人で滞在した経験を持つ。これ普通に考えて凄いことですよね。そして17歳から2年間イギリスロンドンの美術系の専門学校に留学しています。誕生日はお腹を痛めて産んでくれた母親に感謝したいという思いから毎年、自身の誕生日に松田美由紀に薔薇の花束などを贈っています。
松田翔太の英語力
上にも書きましたが海外経験の豊富な松田翔太さんは英語が堪能です。一番適した英語習得法は海外の友人や恋人を作ること。やはり会話すればするだけ英語は上達していくので(当たり前ですが)その点は松田翔太さんが英語がお上手なのも当然ですね。下にも書きましたが、松田翔太さんは海外で2人の女性と付き合っています。そんな松田翔太さんが英語を話している動画がありましたのでご覧下さい。
22歳の松田翔太が教えてくれたこと
自分らしさとは何かをいつも追い求めているそう。カッコよくはありたいが、飾り立てるのは好きじゃない。24時間365日、常に自分のことを考えている。それはナルシストだということではなくて、一番自分がおもしろいからだという。そんな自分を松田翔太さん本人はこう呼びます「自分マニアック」。情熱大陸に出演した時は22歳。当時松田翔太さんはまだ俳優歴3年目でした。その頃に語られたものでこんなものがありました。「今いろいろ考えるより、シンプルになんでも表現した方が良い。もう少し歳をとってから技術的にもやることに対しても、もっと芯のある、もっと説得力のある表現をすればいいのかなと。まだ22で、そんなにカッコつける必要はないんじゃないかと思う。」この言葉は個人的にとても響きました。22歳くらいって一般人では大学を卒業して社会人1年目です。その頃はいろいろと躍起になって、まだまだ経験が浅いにも関わらず大人ぶってみたりと子供の良さでもあった素直さを捨てようとする。自分も昔を思い出してみて、松田翔太さんに合わせるならばやはり「カッコつけて」いました。カッコつけて得られるものってホントに何も無くて、むしろ後悔することしかない。とても尊敬します。
名俳優 寺島進が語る松田翔太という男
俳優の寺島進さんは松田優作さんとも親しかったそうで、松田翔太さんのことを親戚のようにかわいがっているそうです。そんな寺島進さんは松田翔太さんのことをこう評価します。
「幼いころはホントにただのヤンチャなガキ。でも人に対する気遣いはできるヤツ。昔のツッパリのヤンキーの礼儀とか、そういうのは分かってる数少ない存在の男だと思う。」
松田優作さんがずっと通っていたというバーのマスターもやはり、松田翔太さんのことをヤンチャだと語ります。そのヤンチャさが伺えるエピソードとしては、中学時代サッカー部に所属していた松田翔太さん。中学2年生の時に顧問から12番のユニフォームを渡され、「俺は10番がいいんだよ!」と怒り、ユニフォームを投げつけ辞めてしまったという話がある。また中学時代、松田翔太さんはヤンキーのリーダー格だったという話もいろんな場所で書かれています。1個下に沢尻エリカさんがいたそうで、彼女も松田軍団の一員だったとか。まあ噂ですけどね。
松田翔太の恋愛秘話
松田翔太さんの初交際は14歳のころ。しかし、松田翔太さんは意外にも中学生の頃フラれまくっていたそうです。初めて好きになった子に中学1年時に告白してフラれ、悔しさのあまり中学2年生でもう一度告白。がまたフラれ、だめ押しで中学3年生の時また告白したがやはりフラれてしまったという。告白の仕方は自宅に突撃したという。男らしいですね。そして17歳の頃にミュージシャンを目指して留学した時にはスイス人とカザフスタン人の彼女ができたそうです。スイス人の彼女はケリーさんというらしく、当時の付き合うまでの過程を聞いて個人的には懐かしさを感じました。というのも僕の海外の友人もスイス人の彼女ができたのですが、松田翔太さん同様相手から積極的にアプローチされ付き合ったそうです。スイス人の女性は積極的だという情報でした。笑
松田翔太のコダワリ
松田翔太さんは演技はもちろんファッションやヘアースタイルにもかなりのこだわりを持っているようで、衣装に関してはスタイリストの仕事もできてしまうのでは?というくらい熱くなるそうです。マネージャーも出費が増えたとおっしゃっています。一緒に服を買いに行ったり、マネージャーのファッションまで見る辺り相当なこだわりですね。そして演技に関しては父親譲りでしょうか。ご自身の演技に納得がいかなかったら朝までかかっても撮影を行うなどストイックさを発揮します。二十歳頃から父親の存在を気にし始めたとおっしゃっていますが、やはりの重圧は大きいのでしょうか。優作さんはどちらかといえば翔太さんと良く出かけていたらしく、幼いながらもいろいろとお話を聞かされていたのかもしれません。人間の脳はとても不思議なもので、知識がなくイマイチ理解できない話でも脳内でずっと考えていて、いろんな経験を積んで生まれる「気付き」は過去のそういう話が強く影響しているとも言われています。幼少期に会話が大事だったり、汚い言葉を使ってはいけない理由もこういうところにあるそうです。あの偉大な父は翔太さんに何を伝えていたのでしょうか?
まとめ
記事の最初にも書きましたが、やはり父の影響は絶大です。身近な人間が生きている世界は他の誰よりも先にその家の子供が触れることになる。となれば自然とその世界に対する自分の考えが形成されていき、後の人生の大きな判断材料になるのでしょう。僕の親父は一般的なサラリーマンですが、やはり大学時など自分の将来を考える時にふと親父のことを思い出したりしました。このことに良い悪いはないでしょう。松田翔太さんの父親はたまたま日本でも超有名な名俳優だった。だからこそ得られる利点や、逆に不利な点はもうそこに生まれたならば仕様の無いこと。そしてその利点を活かすことはむしろ正しい選択のような気がします。現在の松田翔太さんがどうこうって話ではなくこれは一般論で、自身の置かれた環境が周りに比べて有利なものならばそれは喜んで引き受けるべきかなと個人的には思います。アツい松田翔太さんの言論は僕にとってとても刺激的でした。
TOEIC講師:石崎力也
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PS2:松田翔太さんの趣味は登山でかなり本格的に雪山を登るそう。自分と向き合えるのが良いのだとか。