Question5 私って外国語学習の才能ありますか?←見分け方教えます。(主婦 Tさん)
「あー自分って語学の才能ないのかなぁ・・・・」
誰しもが一度は少し感じたことがあるでしょう。
第二外国語習得の理論の研究結果から言えば、才能の有無は多少あります。
外国語学習にとって望ましい条件というのががいくつかあって
①学習方法が効果的であること
②その言語を学習し続ける必要性(もしくはモチベーション)を保てること
③言語学習の適性がある
④そもそも母語が学習している言語に似ている
⑤言語の学習を早い時期に始めているかどうか
この5つが主に使われているようです。
①学習方法が効果的であること
②その言語を学習し続ける必要性(もしくはモチベーション)を保てること
に関しては、いくらでも改善の余地がありますからまずは、この二つに関する知識や環境を
できるだけ高いレベルに持っていく必要があります。
①学習方法が効果的であること
⇒これは「第二外国語習得の理論」をの知識をつければ問題ありません。
②その言語を学習し続ける必要性(もしくはモチベーション)を保てること
⇒これをどうメンテナンスしていけばよいか?関しては
以前の記事で詳しく書きました。
一方で
③言語学習の適性がある
④そもそも母語が学習している言語に似ている
⑤言語の学習を早い時期に始めているかどうか
この3つに当てはまらない場合は外国語学習に成功しないのでしょうか??
ご安心下さい。そんなことありません。
特にこの三番目の 「言語学習の適性」に関しては「有・無」で決めるものではなくて
どのくらいのレベルにいるかどうかを測るための単なるテストですから気にする必要はありません。
この適性テストの中でもModern Language Aptitude Test は
教室教育の中でどのくらいの速さで上達していくかどうかを予測するために作成されたものです。
日本にいるとどうもちょっと外国語ができるだけで特別視されるケースに多く遭遇しますが、
少し足を伸ばしてシンガポールにでもいけばバイリンガル、マルチリンガルがうじゃうじゃいます。
そんな複数言語を操る全ての人が言語学習適性テストで高いレベルにいるかどうか考えてみてください。
全員が適性テストでトップクラスにいるなんてそんな事ありえないですよね?
ということで、そもそも外国語の習得というのは、誰にでも出来るものなのです。
そしてその中で、いかに外国語習得に向けて「適した環境」を自分の周りにつくりあげていくかどうかに意識をむけれるかどうかが成功の鍵です。
この「環境」の作り方に関しては以前の記事でかきました(今回二度目の紹介です笑)
・モチベーションが上がらない時は友人を誘って一緒に勉強して長続きさせるもよし!
・ボケ防止に外国語をやるのもよし!
(※外国語の勉強は脳の老化を抑える研究結果が出てます。バイリンガルがアルツハイマーになりにくいのもそのためです)
参考:speaking a second language delays dementias, even in the illiterate, study findsより
とにかく継続は力なりです。
2週間ちょっとやったこがある程度の人と、2年間とある外国語に取り組んでいる人の間では実力に天と地の開きがあります。
なので学習を続けることができる環境づくりにはどんどん投資しましょう。
その「続けるための心地良い外国語学習環境作りへの投資」のとして
私は キンドルを使っています。
キンドルというのは(正式名称は アマゾン・キンドル)
Amazon.com が販売している電子ブックリーダー端末のことです。
これで外に本を持ち運ぶ負担が激減しますし、非常にコンパクトな端末なのでキンドルは
心理的に「勉強をする姿勢」にもっていくまでの負担が軽いです。
なので結果てきに英語に触れる時間が増えてしまうというからくりです。
Kindle Fire HDは、いまアマゾンストアで激安で売ってますね。
環境に投資すれば何十倍にもなって返って来ることをお約束します。